アイドルマスター愚者による妄想と現実、そしてシャイニーカラーズ
ー身に纏う迷光、少女たちは偶像となるー
ある日、Twitterを警備をしているとこんな画像が目に飛び込んできた。
無料。そう無料だ。9/30から10/12の間無料で10連ガチャができるというのだ。
そんなおいしい話があるかと。皆さんもそうは思わないかね??
大体人間は無料という言葉に弱すぎる。送料無料に無料体験、無料相談にetc...
まぁ、俺は馬鹿じゃねぇからと。引っかかるわけねえよと。
でもさ…
やりたいじゃん…
人間というのは結局欲望には勝てないのだ。
だいたい人間が欲望を抑える機能も身に着けたのって結構最近の話なんすよ。知ってます?
そんなものさぁ…
直ぐに使いこなせるわけないぢゃん…
それに一日十人十色の女の子が無料で手に入っちゃうんですよ。
この機会を無駄にするなんて男じゃねぇよ。そうだろブラザー?
ということでインストールしました。
かわいい。最初の画面でもう幸福感であふれている。さながらビュッフェ。
俺はここでもう一度顔をPに付け替える決意をした。(過去にデレステをやっていた)
デレステを初めてしたときは誰をプロデュースするか悩んだ。
しかし俺はもう始める前から決めていた。誰をプロデュースするか。
出会いはTwitterだった。
TLに回ってきた彼女は一瞬で俺の心を奪った。
それと同時に彼女は俺がプロデュースすると強く思わせた。
俺が黛冬優子をプロデュースする。そう決意を固め「新規で始める」ボタンを押した。
そう。神の一手だ。
まぁめんどいので飛ばすのですが紆余曲折あってガチャ画面まで行きます。(いろいろゲームと関係ないことさせられてました)
このゲーム僕の記憶が正しければ最初は気に入ったガチャの結果になるまで何回も引けるんですよ。
引くしかないだろうが…!
黛冬優子をよぉ…!
ということでたやすいリセマラをします。
とは言ったもののここで壁が立ちはばかる。
欲望だ。
上記にも述べたが人間は欲望に忠実だ。数々の女の子が確立の壁を超え排出される。
うっ…
あっ…
うっ…
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
すみません。赤い部屋ではありません。ブラウザバッグしないでください。
俺は我慢が嫌いだ。リセマラやめてプロデュースしちゃおっかな。心が折れてOKボタンをタップしそうになった時もある。
一回OKボタンをタップすると「シャン」と心地よい音色とともに天国が広がる。
それでもいいんじゃないのか…なぁ俺…
「諦めない、絶対」
!?
「高く高い壁だって Get chance & luck 飛び越え
異彩の光で見せるわ
憧れはいつの日 Grow up & Change 突き抜け
私たちが目指すGoalへ導く(Dance with the shine)」
俺が心の中に住まわせているストレイライトの3人が「Wandering Dream Chaser 」を歌って応援してくれている…!
黛冬優子「あんたねぇ…私を引くまであきらめるんじゃないわよ!諦めたらただじゃおかないんだから!」
芹沢あさひ「プロデューサーさんなら冬優子ちゃんのこと引き当てることできるっすよ!」
和泉愛依「ちょーっとキビシイかもだけど、プロデューサーならいけるっしょ!」
あぁ…俺が間違っていた。人間は欲望に打ち勝つことができる。
そして、俺は黛冬優子を確立の壁を超え引いて見せる!
…
…
…
…!?
あさひだ…!同じストレイライトのあさひがきただと…!?
あさひいるところに黛冬優子あり!近くにいる。
俺は勝ちを確信した。
だがここで気を抜いてはならない。
そこから数十分後…
遂に…!
!?(ガタッ)
ま、まさか…!
このかわいい小悪魔め…!!
俺は黙って右腕を挙げる。
俺の右腕はこのために生えていた。そう言っても過言ではない。
勝った。この勝利は人間の歴史に大きな影響を与える一勝だ。誘惑に勝ちようやく会えた。
「…か」
?
黛冬優子が何か言っている。
「ばーか」
黛冬優子はカメラマン、スタッフの目線をかいくぐり俺に言う。
たった二文字。伸ばし棒を含め三文字の言葉がここまで響いたことはない。
この言葉にどのような意味が込められているのかは知る由はない。
ただ一つ確かなことがある。
俺は遂に手にしたのだ。栄光を。
ちょっと茶番が過ぎました。ちなみに応援やら右腕やら言ってますがだいたい10分くらいで引けました。en-zaいつもありがとう!
というわけでようやくプロデュースさせていただきます。
ポチポチ…
ポチポチ…
難しい…
え、ちょっと待ってむずくね?
事前知識もなくまた、この手の育成型ゲームをしたことがなかったためかなり苦戦した。
しかし!ここでやめたら今までの苦労(大体30分)が無駄になる!
諦めずプロデュースしてみた。
しかしまた問題が発生。
スタミナだ。
シャニマスでのスタミナゲージはMAX100(特例でMAX500)なのだが一回のプロデュースでスタミナゲージが―30も減るのだ。
そのため何回もプロデュースということができない。ソシャゲ4
そのため初日は終了。しかし新人Pは忙しい。
今まではTwitterで流れてくるイラストでの知識しかなかったが本格的にユニット名や283に所属しているアイドルの名前を覚えようとした。
これがまぁ楽しい。
なぜかって?わからない。
間違いなくハイになってた。pixivでイラストやss巡りをしてだいぶ知識を付けその日はブラックアウト。
二日目もプロデュース面はだいぶ苦戦はした。しかし成長はしていた。
記憶が正しければ4週目まで入ったはず。
その日もpixivで座学を行った。マジで夢のような時間だった。気づいたら朝の6時で徹夜で大学に行ったこともある。それくらいにはのめりこんでいた。
三日目で事件は起きた。なんとWINGを制覇したのだ。
しかしWINGを制覇したのは黛冬優子ではなく大崎甜花というアルストロメリアというユニットで活躍している女の子だ。
なぜかというと。筆者が別のコミュを読みたくなったためほかの子でプレイしていたためだ。
俺は馬鹿だ。
わかってはいたがここまでとは思わなかった。
もちろん甜花ちゃんのことも好きなのだ。
しかし初WING制覇は黛冬優子でしたかった。
本当に後悔した。
そんな後悔も束の間、新人Pベイク。ここで新しい情報を入手する。
WINGを500000人のファンを抱えたまま制覇するとTrueEndというものが見れる
これだ…!
俺は黛冬優子と二重の意味でのTrueEndを見る。そう誓い明日へバトンをつなげるためその日は早めに床に就いた。
そして四日目。結論から言うとTrueEndを見ることができた。(攻略を見て)
本当は画像とか貼って当時の喜びの思い出とか見てほしいんですけどね。
あいにく保存もしてないしネタバレになるので無理ですね。
皆さんも実際にシャニマスプレイしてみてください。
話を戻し黛冬優子のTrueEnd。マジでよかった。本当に。
ここまで頑張ってプレイしてよかった。そう思わせてくれた。
おかげで大学課題を提出し忘れるなど実生活に影響もでたがまぁ安い代償だ。
そこからいろいろあり俺は冬優子呼びを許されるようになった。(ネタバレになるので深くは触れません)
これにて新人Pからの卒業はできたかなと。
そうして一旦目指していたゴールを迎えた。
はぁ~、満足満足!
マジで面白かった。
正直ゲーム性はあまり自分にはあっていないと思うがコミュを読むのが本当に面白い。
僕自身文字を読むのがすきなのでノベルゲーとしてみるなら最高のゲームでした。
ぜひとも皆さんもシャニマスをプレイしてみてください。
終わる雰囲気でしたがまだ終わりません。
なぜかというとある一人のアイドルについての出会いについて説明できていないからです。
誰かって?まぁ待ってくださいよ。
少しだけ話を聞いてください。
ミッション。ありますよね。ソシャゲのミッション。
いわば日課です。
ログインするだけで達成される簡単なものや少し難しいが達成したら豪華な報酬がもらえるものなど多種多様にわたって存在します。
今から紹介するアイドルとの出会いは後者の難しいほうのミッションがきっかけとなります。
そのミッションは記憶があいまいだが配布するアイドルでTrueEndまで見ろみたいなものだった。
確かその時は報酬に目がくらみクリアしようと思ったはず。
誰をプロデュースしようかなと。
その時ひときわ目立つ女の子を見つけた。
九月ももうすぐ終わるのになんて露出の多い恰好なんだ。
寒いだろう。俺は思った。
つい興味本位で彼女をタップした。
おそらくそこまでが必然かつ運命だったのだろう。
そのアイドルの名は…
西城樹里 ー𝓙𝓾𝓻𝓲 𝓢𝓪𝓲𝓳𝔂𝓸ー
一見ガラの悪そうでヤンキー寄りな見た目の女の子。
しかしやさしさ、思いやりのポテンシャルが高く、面倒見がいいなどむちゃくちゃ温情なヤンキーみたいな女の子だ。(ヤンキーではない)
俺はギャップに萌えるオタクなので本当に一瞬で惹かれた。
朝起きて「西城樹里」
大学に行こうと着替えている途中に「西城樹里」
電車に乗ろうと交通系カードをカードリーダーにかざす際「西城樹里」
先生の話を聞いている際「西城樹里」
大学終わり急いでバイトに向かう際「西城樹里」
家から帰ってきて家族と会話をする際「西城樹里」
シャワーを浴びている際「西城樹里」
課題をしている際「西城樹里」
寝る前に「西城樹里」
気づけば「西城樹里」になっていた。
俺は元気、希望など彼女からいろいろなものをもらった。(リプはもらえなかった)
↓
俺は彼女に何をすることができるのだろうか…
???「...優勝」
へ?
冬優子「WING優勝!」
ふ...冬優子?
冬優子「あんたねぇ...自分がプロデューサーってこと忘れたの?」
…!!
冬優子「ほら…思い出したならそこで突っ伏してないでさっさと次プロデュースするアイドルのところに行きなさい」
馬鹿はいつになっても治らないらしい。
俺は冬優子(心の中に住まわせてるやつ)に助けられてばっかりだな。
何が新人Pから卒業だ。
初心忘れるべからず。
俺はもう一度自らの顔をPという文字に入れ替えた。
気持ちの悪い茶番は置いといて。
まぁすぐにWING制覇できました。
しらなかったのだがどうやら流行を変えるアイテムがあったらしく一発クリアした。
ここでもネタバレになるのであまりかけないのだが西城樹里に感謝された。
その際の笑顔を見て俺は
シャニマスプレイしてよかった
そう心から思えた。
最初は無料というところにひかれたが本当に出会えてよかったと思う。
しつこいがここまで見てくれた皆さんにもぜひともプレイしてほしいと思う。
けどリプだけはやっぱほしかった。「僕」からは以上です。